1)そのまま飲む……硬水と軟水の使い分けは、味の好みですが、硬水には、新陳代謝を促進する効果があるので、肌のあれや便秘に効果が期待できます。また、夜就寝前と朝起きたときにコップ1杯のミネラルウオーターは、健康に効果があります。スポーツや二日酔いの後などには、ミネラル分の補給を考えて、硬水が効果的です
2)ご飯を炊く……ご飯には軟水が適しています。ふっくらと粘りのあるおいしいご飯が炊けます。パエリヤ、チャーハンなどの場合は、中程度の軟水だとさっぱりとした炊き上がりになります。ご飯炊きにミネラルウオーターを使う場合は、米は最初に水分を吸収するので、はじめの水をミネラルウオーターにするのが効果的です。軽くかき混ぜ、その水を捨てて2、3回水道水でとぎ、水加減して炊き上げます。もちろん炊くときにもミネラルウオーターを使えばよりいいのですが、浄水器の水で十分おいしいご飯が炊けます。またご飯が冷めたり硬くなったときは、ミネラルウオーターを振り掛けて電子レンジで加熱するといいでしょう。
3)赤ちゃんのミルクを作る……調乳には、軟水がよく、硬度0〜50mg/lが適しています。
4)日本茶や紅茶、コーヒーなど……硬度50mg/l前後の軟水が適しています。
5)鍋物や煮物……中程度の軟水が、素材の旨みを閉じ込めてくれるので、向いています。ただし湯豆腐はマグネシウムイオンが豆腐の淡白をかたくするので軟水がよく、煮干や鰹のだしをとるにも軟水がいいでしょう。 |