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家事を科学する

「水」を考える

 

毎日の暮らしに欠かすことのできない水ですが、ひとくちに水と言ってもさまざまです。飲む水、使う水で、適する水が違いますし、水道水はもとより、ボトル入りのミネラルウオーターなど、多くの種類があります。日本の名水からフランスアルプスやイタリアの水など地球上の多彩な水を手に入れることができる時代です。安全だけでなく、味や、ダイエットなどの効果も期待されているほどです。今回は、暮らしの中の水を考えてみます。

 

  水の安全、またおいしい料理のためにキッチンの水道にろ過装置をつけるのは、一般的になっており、特に都市部では、水道水をそのまま飲料用にするという人が少ないほどです。ろ過のシステムやろ過機器は多種多様です。機器の設置場所、価格など個々に選びますが、何よりもフィルターの交換をきちんとすることがポイントです。フィルターの交換の時期や方法は、もちろんそれぞれで違います。カレンダーに時期を書き込んでおくとか、予備をきちんと保管しておくようにします。  


  水にはその含まれるミネラル成分によって、硬水と軟水があります。

・軟水は、硬度が0〜60mg/l未満

・中程度の軟水は、硬度が60〜120mg/l未満

・硬水は、硬度が120mg/l〜180mg/l未満

・非常な硬水は、硬度が180mg/l以上

(WHO世界保健機構の飲料水水質ガイドラインの数値)


硬度とは、水の中に溶けているカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を言います。つまり、炭酸カルシウムが1リットル中に含まれているミリグラムの量をあらわしています。含まれる炭酸カルシウムが多いと、たとえば洗濯に使うと汚れの落ちが悪く、カルシウム塩やマグネシウム塩となってかすが残ります。
一般的に、日本の水は軟水が多く、ヨーロッパなどでは硬水が多いようですが、地中に含まれるミネラルの量によりますので採取された場所によって硬度は変わります。そうしたものを沈殿、ろ過、過熱殺菌などの処理をして、容器につめたものが市販のボトル入りウオーターです。同じボトル入りウオーターでも、自然のままのミネラル水から、いくつかの水源のものを混合したものがあります。
 


 

1)そのまま飲む……硬水と軟水の使い分けは、味の好みですが、硬水には、新陳代謝を促進する効果があるので、肌のあれや便秘に効果が期待できます。また、夜就寝前と朝起きたときにコップ1杯のミネラルウオーターは、健康に効果があります。スポーツや二日酔いの後などには、ミネラル分の補給を考えて、硬水が効果的です

2)ご飯を炊く……ご飯には軟水が適しています。ふっくらと粘りのあるおいしいご飯が炊けます。パエリヤ、チャーハンなどの場合は、中程度の軟水だとさっぱりとした炊き上がりになります。ご飯炊きにミネラルウオーターを使う場合は、米は最初に水分を吸収するので、はじめの水をミネラルウオーターにするのが効果的です。軽くかき混ぜ、その水を捨てて2、3回水道水でとぎ、水加減して炊き上げます。もちろん炊くときにもミネラルウオーターを使えばよりいいのですが、浄水器の水で十分おいしいご飯が炊けます。またご飯が冷めたり硬くなったときは、ミネラルウオーターを振り掛けて電子レンジで加熱するといいでしょう。

3)赤ちゃんのミルクを作る……調乳には、軟水がよく、硬度0〜50mg/lが適しています。

4)日本茶や紅茶、コーヒーなど……硬度50mg/l前後の軟水が適しています。

5)鍋物や煮物……中程度の軟水が、素材の旨みを閉じ込めてくれるので、向いています。ただし湯豆腐はマグネシウムイオンが豆腐の淡白をかたくするので軟水がよく、煮干や鰹のだしをとるにも軟水がいいでしょう。

 


(生活情報ライター・関美枝子)