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ベランダ園芸

病害虫の予防と対策

 

蒸し暑い季節、害虫や病気が気になって落ち着いて花を楽しめないということをよく耳にします。ベランダ園芸に興味があっても、害虫や病気のことを思うと気が引けてしまうという方も少なくないのでは。
寄せ植えでも1種類のみを植えた鉢の場合でも、植物は、日頃から手入れをしてあげることで、害虫や病気を減らすことができます。今回はこの方法について、ベランダ園芸ならではの気配りやアイデアを交えながらお話ししたいと思います。

 


 

植物を健康に、丈夫に育てることで、害虫や病気が出にくくなります。植物の健康を支えるのは、大きく分けると光、土、そして水です。

・光
  ベランダでは、もともと建物の庇などに日差しが遮られることが多いのですが、この季節、太陽の位置が高くなるため、ベランダの奥まで日差しが届かなくなります。植物の枝葉が日差しを遮っている場合は、思い切って剪定したり、植木鉢の配置を変えて、光が均等に行き渡るようにしてあげましょう。

・土
  植物の根は土の中で呼吸をしています。植え付けたあとしばらくすると、土の表面が硬く締まってきて、土の中に空気が入りにくくなり、根の呼吸を妨げます。
雑草の芽を取り除く作業を兼ねて、土の表面を引っ掻き、柔らかくしてあげましょう。

・水
  植木鉢に蓄えられる水分は限られていますので、定期的に水やりをしますが、いつも水浸しでは病気のもと。ときどき乾燥させてやることも、植物の健康には役立ちます。夏の間は、1日に1回、早朝または夜のうちに、たっぷりとあげるといいでしょう。枝葉にも水をかけてあげると、ハダニなどの害虫予防になります。でもベランダでは、あまり盛大に水やりをすると、下の階から苦情を頂いてしまいますので、十分に注意しましょう。

・お酢の効用
  お酢には植物を元気にしてくれる作用があるそうです。なにかと話題の木酢液もお酢の一種。わざわざ木酢液を用意しなくても、お台所にある食用酢で十分です。
20〜50倍に薄め、1〜2週間に一度、枝葉にスプレーすると、葉の色が濃くなり、厚みが増してきます。また、うどん粉病の予防にも効果があるようです。
役に立つお酢ですが、ベランダ園芸で気をつけたいのは、建物に使われているコンクリートが酸に弱いこと。お酢をスプレーする前には必ず水まきを済ませること、原液をコンクリートの上にこぼさないことなどに注意しましょう。

 


 

大事に育てていても、害虫や病気の被害が出てしまうことがあります。放っておくとどんどん広がり、寄せ植え全体に広がってしまったり、植物を枯らしてしまったりするので、できるだけ早く見つけて対処するようにしましょう。
ベランダでは、周囲の迷惑を考えると農薬や殺虫剤はできるだけ使いたくないものです。ひとや環境にやさしいエコロジカルな自然農薬を試してみませんか。たくさんの方法がありますが、わたしが実際に使ってみて、役立てている方法を紹介します。

・でんぷんのり
  アブラムシの被害に効果があります。牛乳をスプレーする方法が有名ですが、スプレーしたあとのニオイが気になるなら、水に溶いたコーンスターチを火にかけて、でんぷんのりをつくり、これを水で薄めてアブラムシにスプレーします。粉石鹸か液体石鹸を少量加えると効果が高まります。

・タバコ液
  アオムシの被害に効果があります。タバコの葉を水に浸してつくった抽出液をアオムシにスプレーします。粉石鹸か液体石鹸を少量加えると効果が高まります。
ただし、ウイルス病の原因になるためトマトには使えません。

 

(園芸ライター:篠沢 勝)