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ベランダ園芸

秋の七草とベランダ園芸


 

9月になると夏の暑さも一段落。高い空やそよぐ風にも秋の気配が感じられるようになってきます。こんなとき、秋らしい草花があると、夏を過ぎて次第に華やかさが衰えてきたベランダの花壇にも風情が感じられるものです。秋を代表する草花といえば秋の七草。今回はベランダ園芸で楽しむ秋の七草についてお話ししたいと思います。
秋の七草は『万葉集』に「…はぎのはな、おばな、くずはな、なでしこのはな、おみなえし、また、ふじばかま、あさがおのはな…」と歌われている秋の野辺に咲く代表的な草花ですが、このうちのいくつかは、ベランダ園芸にも取り入れることができます。

 


 

「はぎのはな」はハギ。たくさんの園芸品種がありますが、公園や庭などにもっともよく植えられるのはミヤギノハギです。高さ1〜2メートルほどの低木で、毎年新しい長い枝を伸ばし、よくしだれるのが特徴です。ベランダの外に向かって枝を伸ばすようにするとボリューム満点のみどりが楽しめます。ただし、下階に迷惑がかからないように十分注意してください。あまり大きくならないヤクシマハギなどがベランダには向いているでしょう。

 


 

「おばな」はススキのこと。ススキはこのところ注目を集めているオーナメンタルグラスの代表選手。鮮やかな緑色の葉に黄白色の横縞が入るタカノハススキ(別名ヤバネススキ)などは、花壇のアクセントとしても利用価値が高いものです。
ススキの仲間は、高さ1〜2メートルにもなる多年草です。ススキを植木鉢で栽培するときは、あまり茂らせると圧迫感が増すため、梅雨の前後に一度大きく刈り込んでおくとよいでしょう。また、葉の縁はざらついていて、うっかり引っ掻くとケガをすることがあるので、なるべく奥まった場所に置くことをおすすめします。
ススキといえば中秋の名月(2003年では9月11日)。ベランダに縁台をしつらえて、お月見をするのもおもしろいと思います。マンションの上層階でも、どこからまぎれ込んだのか、虫の音が聞こえてくることがありますが、こんなときベランダの花壇にも小さな自然があることを感じさせられます。

 


 

「なでしこ」はダイアンサスの名前の方が一般的でしょうか。乾燥に強く、赤や白、ピンク、斑入りなど、様々な花色があるため、ベランダ花壇を彩るのに欠かせない草花のひとつです。たくさんの園芸種がありますが、秋の風情を感じられるのはやはりカワラナデシコ。淡いピンクの柔らかい花びらが風に揺れて、日本的な情緒にあふれた草花です。
カワラナデシコの栽培はいたって簡単。9月下旬にタネをまくと、翌年の5月頃から咲き始めます。

 


 

「あさがお」はアサガオともキキョウともいわれています。野辺の花のイメージでは、キキョウがふさわしいのでしょうか。でも、夏の間ベランダで咲き続けてくれたおなじみのアサガオにも一票入れたくなりますね。
アサガオのタネがまだ余っているなら、9月の初めにタネまきをしてみてください。彼岸を過ぎると涼しくなって育ちが遅くなりますが、10月にはつぼみも見え始め、10月の下旬には花が咲き始めます。涼しさのため、日中も花が咲き続け、みずみずしい花が一日中楽しめます。
キキョウも植木鉢で栽培することができます。乾燥には弱いので腐葉土を多く含んだ用土をつくり、4〜5月にタネをまきます。6月下旬ころに花をつけますが、咲いた花は切り花にして室内で楽しむようにすると、次々と花芽があがり、秋まで楽しめます。

 

(園芸ライター:篠沢 勝)