マンション管理の東洋グリーン建物株式会社
東洋グリーン建物株式会社
〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目17番41号 赤坂アネックス3F TEL:03-6862-7511
お問い合わせ
トップページへ戻る  

東洋グリーンのサービス   マンション管理の知識   マンションの住環境   生活カレンダー


マンションの住環境
  マンションの住環境トップページへ戻る 直前の部分へ戻る

大規模修繕工事のポイント

屋上防水工事

マンションの設備の中で大規模修繕工事を必要とする1つに「屋上防水」があります。
屋上の防水層の劣化は、雨漏りはもちろん、建物の骨格を成す鉄筋コンクリートの劣化の原因になるので、早め早めの対策が望まれます。まずは次の2点から始めましょう。

@防水工事が必要かどうかを調査する。

A適切な防水工法を検討する。

■劣化のチェック
屋上防水の寿命は、アスファルト防水層が露出している場合(アスファルト露出)で10〜15年、 アスファルト防水層にコンクリート押さえ(コンクリート押さえ)が施してある場合で20〜25年が目安です。

次の観察によって劣化の状況を把握できます。月に1度程度、点検し、問題点を発見したら早めに対処することが大切です。

・ひび割れていないか
・隅や重なり部分がはがれてきていないか
・ふくれて波打ったり浮き上がったりしていないか
・破れている箇所はないか

●屋上防水法のいろいろ
防水素材によって分かれます。鉄筋コンクリート構造の建物の場合は、ほぼアスファルト防水が用いられています。

■アスファルト防水
水をはじくアスファルトルーフィング(アスファルトを含む紙や布のシート)を貼り、複数重ねて層にしたもので、「アスファルト露出」と呼ばれる。さらに、この上に押さえコンクリートを打ち、保護したものが「コンクリート押さえ」と呼ばれる。
溶融アスファルトを用いる方法、バーナーでアスファルトシート表面を直接溶融して貼り付けるトーチ工法がある。

■シート防水
合成ゴムや塩化ビニル、軟質FRP(ポリエステル樹脂の一種)などプラスチックの防水シートで屋上を覆う。

■塗膜防水
ウレタンやFRPの液状防水剤の塗布または吹き付け。

●防水改修工事の検討事項
屋上防水工事を計画する際は、防水工法の選択、工事時期、工事予算などを総合的に検討します。その際、考えておきたいポイントがあります。

■防水・断熱

最近の屋上防水工事では、防水層の下層に断熱材の層を入れることが多くなっている。断熱は、屋上や建物全体の寿命を延ばし、また日常の省エネにもなる。

■工法
屋上防水の改修工事は、既存の防水層の上に新規防水層を施工する「かぶせ工法」が原則。
ただし、劣化が激しく、撤去して、新規に防水工事をする選択をせざるを得ない場合もある。


屋上防水工事は、屋上の機能の見直しチャンスです。工事計画では、屋上緑化についても検討するとよいでしょう。屋上緑化は夏場の省エネ効果だけでなく、酸性雨や紫外線からの屋上防水層の劣化軽減効果もあります。