マンション管理の東洋グリーン建物株式会社
東洋グリーン建物株式会社
〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目17番41号 赤坂アネックス3F TEL:03-6862-7511
お問い合わせ
トップページへ戻る  

東洋グリーンのサービス   マンション管理の知識   マンションの住環境   生活カレンダー


マンション管理の知識


マンション管理Q&A


Q&Aトップページへ戻る 直前の部分へ戻る



その他

所有するマンションの買い替えを考えています。法律で、不動産取引においてインスペクションが義務化されたと聞きました。それはどういうことでしょうか?
   

2018年4月から改正宅地建物取引業法が施行され、不動産取引業者が媒介する場合、インスペクション(建物状況調査)のあっせんの可否を示し、意向があればあっせんすること、重要事項説明としてインスペクションの有無と結果概要、設計図書などの書類の保存状況について説明すること、売買契約締結時には売主・買主の両者が現況を確認したうえでその内容を書面で交付することが、媒介する業者に義務付けられました。あっせんや説明は、売主にも買主に対しても行うことが必要となりました。
これは、消費者(一般の売主や買主)が安心して既存住宅(中古住宅)の取引を行える市場環境の整備を図る目的でつくられた法律です。

建物状況調査の調査対象となるのは、次のような部位です。
@基礎、土台及び床組、床、柱及び梁、外壁及び軒裏、バルコニー、内壁、天井、小屋根など、構造耐力上主要な部分にかかわる部位
A外壁、内壁、天井、屋根など、雨水の侵入を防止する部分にかかわる部位
調査は目視や、検査機器を用いて計測して行います。

このインスペクションは、評価を下し、それによって法的な規制を設けたものではありません。基本的に、消費者が建物の質を認知した上で物件取引を行うことで、取引完了後に不具合が見つかって生じるトラブルを回避することが期待されるものです。

法整備以前から、新築・中古、マンション・一戸建ての別に限らず、住宅の設計・構造・施工における劣化や不具合の状況、欠陥の有無や補修の必要度などの検査は行われています。
一般にホームインスペクション(住宅診断)等の名称が使われ、データ提供や診断を行う専門家もいます。

インスペクションを誰が費用負担して実施するのかは、考えが分かれるところです。不動産業者、売主、買主の3者の誰が行うにしても、いずれにも利害関係のない、第三者的立場にあるインスペクターによる調査が求められます。
現在、住宅診断の民間資格もいくつかありますが、国家資格を有する専門家を考えると、既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士の資格を持つインスペクターです。
費用は、住宅の大きさや条件で変わってきますが、上掲の検査を行うとなれば10万円以上は発生すると見ておく必要があります。